オマケが本体?デザエモンKids!

元来コンシューマー、つまり家庭用ゲーム機というのはゲームなどを作るコンストラクションには向いていませんでした。

ハードディスクに保存できるパソコン環境とは違いバッテリーバックアップやメモリーカード程度では保存できるデータ量があまりにも限られるからです。

その重すぎる制限の中にあって様々な勇者たちが己の才能を磨き世に羽ばたいていったのも、しかしまた事実です。

STG制作ソフトであるデザエモンシリーズもまた多くのゲーム作者を生み出した未だに語り草の存在です。

そのデザエモンシリース最終作の『デザエモンKids!』にはそんな輝きを放つ才能たちの作品が別ディスクとして同梱されていました。

私が根性を発揮できず一面さえも作れなかった境地に到達した『デザエモン+』製のゲームがなんと100本も遊べ、さらにメモリーカードにロードしてデザエモン+で読み込むことも可能でした。

一方本体のはずのデザエモンKids!の方はゲーム制作ツールとしてはKidsと名前が付く通り非常に簡略化されており、従来あった音楽エディタも削除されているほどで評判はイマイチです。

まあ使える曲数が過去作からの移植も含めて非常に豊富であり「こんな感じのが欲しいけどない」という事はまず起こらないレベルですし、その他初心者用ツールとしては非常に練られた作りですから、そういうソフトと割り切るのが良いでしょう。

シリーズ製作・販売元の株式会社アテナがつぶれたためKids!で育った才能が新世代のデザエモンに手を出すことが永久になくなったのが悔やまれるところです。