「天誅」

立体忍者活劇・天誅」は1998年に発売された初代プレイステーション用のゲームソフトで、忍者ゲームの革新的な作品です。プレイヤーは忍者となって3Dポリゴンで構成されたステージにいる敵を倒していきます。同時期に発売されていたメタルギアソリッドと同じくステエルスアクションゲームですが、日本古来の「忍者」というものをモチーフにしたゲームの中では群を抜いて臨場感の溢れるものになっています。

ゲームのキモとなるのは、敵に見つからないようにして背後や頭上から攻撃する「忍殺」というアクションです。壁や天井に張り付いたり、時には忍法を使って敵の目をくらませ油断したところを狙います。この潜伏して敵に見つからないようにしている時のドキドキはたまらないものでした。

プレイヤーは「力丸」と「彩女」という二人のキャラクターのどちらかを選択して操作します。力丸はパワフルでこれぞ忍者というような見た目のキャラクターで、彩女はスピード感があり華麗な剣さばきのできるくノ一です。どちらも魅力的なキャラクターで、郷田城君主である殿様に仕えています。キャラクターの人間関の細かい設定や、当時の最新技術で作られたアクションフィールドの作り込みは、自分が本当に忍者になって活躍しているような錯覚に陥るほど大きな衝撃でした。

この「天誅」という作品は過去の忍者ゲームのイメージを覆し、現在も続編が制作されている世代を超えた人気タイトルになっています。